Vpon 営業パーソン向け推薦図書 ~マインドセット編~

挙げればキリがないけれど若手→シニアまで普遍的に読める良書をセレクト。いまVpon営業力の標準化を進めている。入社自走パック、営業マインドの醸成、営業スキルの共有場。チームが大きくなり来年に向けさらに倍増計画。知識と情報の整理共有。

1, 影響力の武器 (ロバートBチャルディーニ) : ​​

人間の心理の本質がわかる、ビジネスをする全ての人が読むべき世界的名著、古典。

2, 人を動かす (Dカーネギー) : ​

何度でも読むべきコミュニケーションエクセレントを目指す全てのbビジネスパーソン必読。

3, 孫子 最高の戦略教科書 (守屋淳) : ​

世界中で読み継がれる最古兵法の一つ。読めば仕事の視野が広がること間違いなし。

4, マインドの教科書 (田島大輔) : ​

セルフコーチングのエッセンスを凝縮。無意識が自動操縦でゴールに導いてくれる。

5, 残り97%の脳の使い方 (苫米地英人) : ​

無意識に興味がある人必読。脳科学と心理学はビジネスパーソン必修科目。

6, マインドセット やればできる!の研究 (キャロルSドゥエック) : ​

成功心理学のスタンダード。4と5とセットで読むことを推奨。

7, ヤバイ集中力 (鈴木裕) : ​

生活習慣の改善に最適な書。生活習慣の質がクリエイティブな脳、思考につながり、仕事の生産性が上がる。

8, 数字で話せ (斎藤広達) : ​​​

ビッグデータをサービスにするVponが営業として最低限心がけたいこと。

9, 伝え方が9割シリーズ (佐々木圭一) : ​

シンプルだが効果絶大の伝え方。コミュニケーションを仕事にする全てのビジネスパーソン必読。

10, 時間術大全 (ジェイクナップ、ジョンゼラツキー) : ​

時間は作るもの。デバイス漬けの現代、自分のフォーカスを見失わないための具体的な実践書。

11, サピエンス全史 上・下 (ユヴァル・ノア・ハラリ) : ​

人類とは何なのか、現代の文明が及ぼしている人類と脳への弊害、人と脳の本来あるべき生き方にヒントをくれる現代人必読の書。時間術大全とセットで読むことを推奨。

チームマネジメント

難しいテーマです。長らく会社を経営していてもこれという明確な答えがないのです。

スタートアップからそれなりに大きく成長していく過程、成熟したビジネスチームに求められるチームマネジメント、つまりステージによってマネジメントスタイルや求められる手法は変わるのは当たり前。

おもいっきりマイクロマネジメントに走った失敗や、放置しすぎてベクトルが定まらなかった時、業務外のアクティビティを取り入れてうまくいったチームビルディング、不満分子をケアしすぎてさらに規律が乱れたこと、全員に受け入れられる施策がないことを理解できていなかった30代前半、振り返ればきりがないのですが、一言でいいきると組織は常に可変、生きているということ。その時その時で最適だと思うことをやってみてだめだったら軌道修正する、と言うことのほかに正解はないんでしょう。

起業家、経営者、そして社長の熱量をそのまま仲間に要求するのは難しい、その熱量とスピードについてきてほしい、けど一方的にその熱伝えたらただの火傷。日々のささいなことからリーダーの熱量に慣れていってもらう、気で通じ合う関係、そんなことを考えながら毎日仲間と過ごしています。

いろいろ回り回って、やっぱり本質的な話。仲間一人一人としっかり会話する。話を聴く。彼彼女がもっとも輝くフィールドを提供する。笑いあう。その先のキャリアに繋げてあげる。人生のゴールや夢を引き出す、聴く。けれどこれも度が過ぎると、そこまで求めてないとなる。人にもよる。難しい。

けれど、絶対に忘れちゃいないのが、仲間へのリスペクト。同じ船に乗ってくれて有難うと。人生の一時という貴重な貴重な時間をつかって、このチームにいてくれているという。だから採用の時かならずココで過ごすことはあなたの将来のゴールにつながりますか。

時は流れ人は移ろう。いろんな理由で卒業していく。全ての仲間が100%前向きにやめていくことが理想、でもそんなのは無理。けれど少なくともココにいた時間で大きく成長できたと思って巣立っていってもらえるように、繰り返しだけど仲間一人一人が輝ける機会を提供できる組織を常に目指していたいなと。

最近つくづく思うこと、やっぱり人なんだと。何をやるかはもちろん大事、営利目的で会社を経営する以上、儲けるビジネス機会をデザインすることは当たり前。それが前提であとは人。人の問題さえクリアになれば勝手にビジネスは回っていく。

コミュニケーション、毎日反省と反芻の繰り返し。言いすぎたかな、書きすぎたかな、感情的すぎたかな、冷めすぎかな。

ぐるぐる考えすぎると偏頭痛が。

処方箋はワンピースとスラムダンク。

日々トレーニングの連続である

人生にゴールがある。ゴールが心から欲しいWANT TOゴールなら、あとは強烈にイメージしながら日々トレーニングに励む。つまるところこれしかないのだと信じている。

僕は凡人だからトレーニングを積んであるべきゴール実現の姿に自分を近づけていくしかない。ゴールまでの距離は果てしなく長いのだが。

朝 : 1.瞑想2.読書

仕事前 : 3.ワークアウト(筋トレ、ジョギング)4.英語トレーニング

寝る前:5.日記(手書き)6.アファメーション(自分へのスマートトーク、ゴール実現のイメージング)

そして、7.早寝早起きと7~8時間の睡眠

これが僕が心がけている生活ルーティーンでありこれが仕事やあらゆるプロジェクトの生産性やクオリティを上げるものだと信じている、そしてその充実度は最終的にはゴール実現に繋がるのだろうと。

どれも正しく100%正しく行えているか分からない、そして時には時間が追いつかないものもあるのだが。

そもそも、瞑想や読書、早寝早起きにいたるまで、”トレーニング”と言ってしまっている始末なのだが、僕にとってはどれもトレーニングという言葉ぴったりなのだ。

人間はとにかく怠け者だ。ゴールを掲げず目標を持たないとすぐに怠ける。というか死んでしまうらしい。

ゴールに沿った日々のトレーニングは本来全てWANT TOの範疇なはずだが、トレーニングというと自分を追い込む=本当はやりたくないこと、というように捕らえらてしまいがちだがそれは違う。

僕はトレーニングが大好きなんだ、と、最近改めて気がついた。

少しずつ改善していくそれぞれの項目のクオリティが、トレーニングの質そのものを引き上げることにつながり、毎日のちょっとした改善や成長を脳にとっては大好物なんだろう。

ドーパミン君とセロトニン君、今日もありがとう。

筋トレ、今日は胸のトレーニング、明日は腕。気づけばアマゾンで新しいホームトレーニンググッズをみながらニヤついている土曜日の夕方。

仕事の達成感もその瞬間。次のチャレンジに向けて気持ちをリセット。初心忘るべからずである。

今度こそ!仕事で使えるスゴイ心理学 (7) 自分にも他人にもWANT TOを! – 心理的リアクタンス

分かっちゃいるけど強要してしまいますよね。「これやって」「あれやって」と。

自分が言われてムカッとくることが分かってるのについつい自分発信ではやってしまうわけです。

仕事の指示も。子供に対しても。

これがあまり効果がないと分かっていても言ってしまうわけです。

 

心理学に、「心理的リアクタンス」という言葉があります。

簡単に言うと、無意識抵抗スイッチです。人は無意識的に、選択の自由を制限されると、無意識が抵抗を覚えます。人は自分で決めたいのです。自分で決めたのだという感覚が必要なのです。

それが自分にとって有益なことであったとしても、人から強制されるようなことは好みません。気が進まないんです。

当たり前なのですが、これを知っておくだけでもコミュニケーションが変わります。

大事なことは、何かをやってほしい人、変えたい人に対するアプローチを変え、その人の意思、いわばWANT TOでやっている、選択した、という感覚を持ってもらうことです。

直接的な指示ではなく、参考情報として、アドバイスとして、アクションを促すような言葉が望ましいでしょう。

また、アクションを起こしてもらうために、長期的な働きかけをしていくことは、遠回りなようで長い目で見て効果を発揮します。関連情報やニュースを共有したり、他社や同僚のベストプラクティスを共有するなどは良いアプローチになり得ます。

 

これは、人に気持ちよく動いてもらうためだけでなく、自分自身に対してのセルフアクションにももちろん使えます。僕はどちらかというと他人に対してというよりは、自分自身をハックする意味で心理的リアクタンスの心理を応用します。

自分自身にと言う時も、言葉の向け先は二人称で、”意識的な自分”が”無意識の自分”に話しかけるイメージです。

先ほども書いた通り、心理的リアクタンスというのは、無意識の抵抗な訳です。やれ、やるべきだ、やらなければならない、という意識自分から、無意識自分に対しての言葉はほとんど効き目がありません。

相当な意志力の持ち主であればやり抜く力があるのでしょうが、僕にはありません。なので、無意識自分に気持ちよく動いてもらう必要があります。

一度、無意識自分を気持ちよく動かすことができれば、それはもう無限の可能性を開花させることにつながります。

無意識自分を気持ちよく働かせるためには、目の前のタスクレベルをお願いしてもあまり効果がありません。タスクはやはり強制的な意味合いをもつからです。

ではどうすれば良いのかというと、簡単です。ゴールを意識に上げる習慣を作れば良いだけです。

将来、TEDに出て、ネイティブばりの英語で大観衆を沸かせるプレゼンをする、が一つのゴールであれば、そのイメージを常に意識に上げて実現している場面を想像すること。

これを習慣にすれば、そこに向かうステップやアイデアが湧いてきます。例えば、毎日30分英語スピーチの練習をする、というようなことがあるわけですが、一見面倒臭いタスクであり、これを意識自分が意志力の力で”やらなければ”と言っても、続きません。挫折します。しかし、ゴールをイメージしWANT TOのステップだと考えられると無意識が習慣形成を働きます。WANT TOだから続きます。

例えば筋トレもそうです。健康のために体を鍛えなければ (=意識自分から無意識自分への命令)だと、続きません。きついし、やる意味が見出せないことは挫折します。

しかし、明確なゴールがあって、そこの手段で筋トレがイメージできると続きます。それはWANT TOへのステップだからです。

ちなみに、筋トレをして筋肉質であることの効能はあげればキリがないですが、見た目の好印象、生産性の向上、身体・心理的レジリエンスの向上、自信向上、などですが、漠然と健康のためじゃなく、効能に焦点を当てることも、目の前の”腕立てうせ”というステップもWANT TOとして無意識の心理的リアクタンスを回避できます。

 

心理的リアクタンスという心理作用をまずは知り、それを他人とのコミュニケーション、そしてなりより自分自身の無意識をハックする方法として使ってみるといいかもしれません。

少なくとも僕はこれで、色んなことが習慣化形成されていってます。(詳しくは習慣術の記事にて)

今度こそ!仕事で使えるスゴイ心理学 (6) そのタスク、とりあえず始めたらええやん – 「一貫性の原理」と「ツァイガルニク効果」の最強コンビ

とりあえず、始めちゃう。

始めてしまえばこっちのものです。

日々の仕事には2軸あります。「重要性」と「緊急性」です。よく聞くやつです。

緊急で重要な仕事が最優先されることは間違いありません。(ただし緊急じゃないものを緊急と勘違いしてしまう落とし穴はあります。)

そして次に、緊急だが重要じゃない仕事です。多くのビジネスパーソンがココのタスクに追われてしまいます。もちろん緊急要件は済まさねばなりません。しかし、それは本当に緊急案件なんだろうか、と常に確認することが必要です。

そして、最も時間を確保したいけど、なかなかできないのが緊急じゃないが重要な仕事です。新規事業開発、新規クライアント開拓、企画書作成、ブログ記事更新。私生活で言えば、読書や語学、ワークアウトやランニングなど。あげればキリがありませんが、後回しにしてしまう代表格ですね。

基本人間なんてそんなものです。やりたい気持ちがあっても面倒臭いものは後回しにする動物なんです。僕もいつもそんな自分と理想的な自分とのせめぎ合いです。

 

心理学に、「一貫性の原理 」と「ツァイガルニク効果」というものがあります。

これらはあまり同時に用いられることはないのですが、重要だけど後回しになってしまいがちな仕事やタスクを進める上で、僕的にはこの2つは分けられません。この組み合わせを意識しておくと、グングン仕事を進めることができるからです。

「一貫性の原理」とは読んでそのままの意味です。カッコよくいうとコミットメントです。人は、一度決めたこと、やり始めたことを、最後までやり通す・同じ意見を持ち続けるなど、一貫した姿勢や態度を取ろうとする習性があります。これは営業の交渉術などでよく紹介される心理学の作用ですが、僕の場合どちらかというと自分自身の思考や行動をコミットさせたいので、何か重要で大きなことをし始めるときに意識します。

「ツァイガルニク効果」とは、読みにくい言葉ですが、簡単にいうと、途中でやめられると続きが気になってしまう心理作用です。よくCMで続きはWEBで!っていうのもその心理作用を狙った手法ですし、いろんな場面でこの心理作用は散りばめられています。このツァイガルニク効果はそういった営業的なテクニックだけでなく、自分の仕事をアップデートしていく際にも大いに役立ちます。途中で強制終了したり、とりあえず始めるだけ始めて適当なところでほったらかしにしておいても、ちゃんと心理的には気になって後でその仕事に戻るような作用があるんです。面白いですよね。

 

なので、重要な仕事や、やりたいけど後回しになりがちなことについては、まずほんのちょっとでも良いから手を付ける!これに尽きます。

・執筆だったら、まずタイトルや小見出し、フレームだけ考えて書いて止める。

・ブログだったら、フレーム意識せずに思ったことを3行だけ書いて止める。(ほんとよくやります)

・企画書作成だったら、とりあえずノートに構成やアイデアを走り書きします。(もしくはマインドマップアプリ)

・読書習慣の形成でオススメなのは、ランダム読みです。同時に数冊並行して読むこと。新しい本を1~2ページでも読み始めることをオススメします。僕も平均10~15冊くらいを読みながら、飽きる手前、それがキリのよくないところだったとしてもあえて止めて違う本を読みます。これもツァイガルニク効果に繋がり、脳内では次が気になっている状態です。

 

「一貫性の原理 」と「ツァイガルニク効果」という心理作用を知っておくだけで、重要だけど後手後手に回る仕事や、やりたいことへのアプローチが変わります。

そして、”とりあえず始めてしまう”というとてもシンプルな法則で、驚くほど効果が見込めるのです。

人生が好転する誰でもデキル、ヤバイ習慣力 〜ライフスタイル編〜 46. 笑顔で1日をスタートする

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会社をやっていてもどうしても事業が継続しなかった20代や失敗してサラリーマンに戻りながらも会社を起こすことを目標に過ごした30代前半。その過程で貪るように読んだ自己啓発本、なかでも日々の習慣の大切さやそれがどうやら無意識というとてつもないパワーによる影響が強かったというあたりに興味を覚え、僕なりに研究してきました。

今経営している会社も、6年が経過した程度。道半ば、小さなベンチャーにすぎないが、僕も40歳。そろそろ経験や学んだことを少しずつ若い世代や起業、会社経営を目指す人たちに伝えていくべきだと考えています。

ということで、「誰でもデキル、ヤバイ習慣力」というタイトルで少しずつ僕なりに試して、生活や仕事に良い影響をもたらしてくれているアイデアを紹介していきます。

同じような境遇にいる人、これから起業や会社経営に携わる方、もちろんそれ以外にも大きな成長や成功をつかみたいと考える全ての方たちに、あ、僕たち/私たちにもできそうだと思ってもらえたらうれしいです。だって、僕のような凡人だって仕組み化さえ作ってしまえば、習慣化の好ループに入れてしまうのですから。

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誰でもデキル、ヤバイ習慣力 ライフスタイル編

46. 笑顔で1日をスタートする

 

アメリカの心理学者だったウィリアム·ジェームズはこう言った。

「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。」

顔の表情やカラダの姿勢が、感情を作る。情動が先で感情が後ということですね。

これ本当にその通りです。

楽しい、面白い状況でなくとも、ただ口角を上げて笑顔の表情を作ってみてください。

なぜかハッピーな感情が湧いてきます。それにつれて、脳がハッピーな記憶やはっぴなー出来事の情報を引っ張り出そうと動き出す、みたいなそんな感覚を味わいます。

逆に、怒りの感情を起こすのも簡単です、そういう表情を作ってしまえばすぐにできます。

人は忙しく急かせかしていると表情まで硬く、眉間にシワがより、下を向きがちになります。

そうすると、感情までネガティブでマイナスなものになっていきます。

だから、意識して、笑顔を作り、顔を上げ、胸を張る。そうすると本当に自信が湧いてきて、ポジティブな感情で満たされるのです。

笑顔で1日をスタートする。これは僕が毎日、朝起きたら歯を磨きながら鏡を見てするルーティーンの一つです。笑顔で自分と対面する。口角を上げる。

そうするととても幸せな気分で1日をスタートすることができ、その幸福感は1日続きます。

嫌なことがあっても、口角を上げることを意識すると、そのうち笑うことが当たり前の習慣になります。

そうなったらシメたものです。湧き起こる感情が楽しい、嬉しい、誇らしい、清々しい、喜ばしい、というような感情で満たされ、五感で入ってくる情報すべてがそう思えてきます。

笑う角には福来る。

科学的なメカニズムはさておき、本当にその通りなのですから、これは誰にでもできる最高の習慣です。0円で莫大な利益を回収可能な、コスパ最強習慣力です。

笑顔で1日を始める。

すると、気分が良くなる、良い情報が目に入ってくる、良いことを引き寄せる、自分のゴールを引き寄せることができるようになると信じています。

 

 

人生が好転する誰でもデキル、ヤバイ習慣力 〜ライフスタイル編〜 6. 感謝を言葉にする、書き記す

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会社をやっていてもどうしても事業が継続しなかった20代や失敗してサラリーマンに戻りながらも会社を起こすことを目標に過ごした30代前半。その過程で貪るように読んだ自己啓発本、なかでも日々の習慣の大切さやそれがどうやら無意識というとてつもないパワーによる影響が強かったというあたりに興味を覚え、僕なりに研究してきました。

今経営している会社も、6年が経過した程度。道半ば、小さなベンチャーにすぎないが、僕も40歳。そろそろ経験や学んだことを少しずつ若い世代や起業、会社経営を目指す人たちに伝えていくべきだと考えています。

ということで、「誰でもデキル、ヤバイ習慣力」というタイトルで少しずつ僕なりに試して、生活や仕事に良い影響をもたらしてくれているアイデアを紹介していきます。

同じような境遇にいる人、これから起業や会社経営に携わる方、もちろんそれ以外にも大きな成長や成功をつかみたいと考える全ての方たちに、あ、僕たち/私たちにもできそうだと思ってもらえたらうれしいです。だって、僕のような凡人だって仕組み化さえ作ってしまえば、習慣化の好ループに入れてしまうのですから。

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誰でもデキル、ヤバイ習慣力 ライフスタイル編

6. 感謝を言葉にする、書き記す

 

ドライスワミー博士は言った。

「もし感謝が薬だとしたら、人間のすべての臓器に効く、世界で一番売れる薬となるであろう」と。

感謝をする。あまりにも当たり前なので習慣力と言うほどでもないかなと思いましたが、普遍的に超重要だと思うのでリストに含めました。

毎日感謝を言葉にする時間を朝設けます。その日の直感で感謝する人、もの、こと、を書き記し感謝の気持ちを表現します。

毎日やっているとどんな変化があるか、それはなんとも言えない清々しい心地よさに包まれる感じです。寒いけど足湯に使ってポカーンと景色を眺めてる時のような幸せな感じです。

 

科学的な見解は以下のサイトを引用します。ドライスワミー博士がそう言うのにも納得できますね。

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実は科学的!? “感謝の気持ち”が健康に良い影響を与える理由

感謝すると体内で何が起こる?

科学的研究の結果から感謝の気持ちを持つことによって、様々な体内システムのバランスが取れるということがわかってきました。

  • 情動や感情に作用する神経伝達物質(セロトニンとノルアドレナリン)
  • 生殖ホルモン(テストステロン)
  • 社会結合ホルモン(オキシトシン)
  • 認知と快楽に関連する神経伝達物質(ドーパミン)
  • 抗炎症および免疫力(サイトカイン)
  • ストレスホルモン(コルチゾール)
  • 血圧、心拍数 
  • 血糖値 

これらの神経伝達物質やホルモンがバランスよく働き、そして血圧や血糖値がコントロールされることにより、精神と身体の多くの機能に好影響を与えることが学術研究により次々と明らかになってきているのです。

<geefee サイトより引用>

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感謝時間を朝とるのか、夜とるのかについては、議論が分かれるところですが、僕の場合は、自分以外への感謝は朝、自分への感謝は夜、という感じで分けます。

夜の感謝はその日1日の自分に対して徹底的に感謝します。その日の活動で良かったことをノートに書き、自分を褒めるんです。これもめっちゃ大切です。これはセルフトークをプラス方向に持っていく上でも大変有効です。ここはセルフトークのユニットで書いています。

朝、自分以外の人やモノ、コト、宇宙そのものや太陽というエネルギーに対してまで感謝するとその日1日が本当に気持ちいいです。

また、自然と職場や所属する組織においても、感謝の言葉が口から出る様になります。

とてもパワフルな習慣なので是非試して欲しいです。

このユニットにも目を通していただき、本当にありがとうございます。

今度こそ!仕事で使えるスゴイ心理学 (5) その話伝わっていません – スポットライト効果

思った以上に伝わっていません。

ビジネスはコミュニケーションです。

対外コミュニケーションもチームコミュニケーションも、何かを相手に伝えることの結果としてビジネスが成立します。

僕の仕事は、会社のビジョンやミッションをマーケットに語り、そして事業の方向性や戦略をチームに語ることがメインになります。

対外的なマーケットに対しては、企業の存在意義やビジョン、ミッションを知ってもらい、サービスを使ってもらうために、コミュニケーションし続ける必要があります。

チームに対しては、ベクトルを合わせ、ブレずにサービスを展開し続けるために、コミュニケーションし続ける必要があります。

まあしかし伝わらないわけですこれが。もし僕の会社がGoogleやFacebookであったならば、また孫正義やスティーブ・ジョブズであったならば、伝わるレベルはまるで違うでしょう。

しかし、現実はそうではありません。僕のいまのメインのプロジェクトであるVponは小さなベンチャー企業、僕個人も無名の経営者です。

小さなチーム内においても全く同様です。伝えたと思ってもまず間違いなく想像以上に伝わっていないのです。

解決策は簡単です。10回同じことを伝えてようやく理解してもらえると考えれば良いのです。

もちろん伝える内容や受けての感度の差はあります。

大切なことは、ブレずに伝え続けることです。

 

心理学には、スポットライト効果というものがあります。

その名の通り、自分の外見や言動が目立っている、と思い込む習性です。これは完全な思い込みなんです。

コーネル大学での実験でも報告されています。

自意識過剰という言葉に近いかもしれません。

人はほとんど自分のこと以外に興味がないと言われています。人のちょっとした変化や言動はほとんど見てもいないし認識に上がっていません。

だから重要なことは繰り返し伝える必要があります。ただ伝えるだけではなく、なぜそれが重要なのかという点を受け手にあったアプローチで行う必要があります。

この人の心理を理解できれば、人の言動に興味を示すことはコミュニケーションを円滑に進め、親近感を情勢する上でも大きく役立ちます。

人のちょっとした変化や行動に対して、感謝したり言葉をかけたりするだけで、見てくれているという気持ちが、やる気や仕事の生産性につながります。

 

グローバル社会が進み、国と言葉を超えて仕事をする機会が増えています。僕も普段から世界中の人たちと仕事をします。

そういう状況がますます当たり前になる世界の中では、コミュニケーションの前提として伝わっていないということを当たり前として、継続的な発信が必要です。

そしてこのグローバル社会において、これまで以上に自分はほとんど認識されていない、スポットライトは当たっていないということを前提として、コミュニケーションを図ることが大切ですね。

今度こそ!仕事で使えるスゴイ心理学 (4) 第一印象は覆せない – 初頭効果

「第一印象を大切にしましょう」

当たり前の様によく聞くフレーズです。その大切さはほとんどのビジネスパーソンが理解していると思います。

ただし、その効果について、過小評価しているのではないかと思わざるを得ない場面にしばしば遭遇します。

第一印象は初対面の見た目のことだけを差しているわけではありません。視覚情報に加え、ビジネスであれば言葉と論理という言語コミュニケーションで成立するわけですから見聞きする言葉に対しての第一印象、同じ場を共有する上では匂いという第一印象、など見た目に限らない印象が、その後の交渉やコミュニケーションの質に影響します。

心理学では第一印象が与える影響度を、初頭効果と言います。

第一印象で与えた印象は、その後も長らくその印象に引っ張られ、コミュニケーションに大きな影響を与えます。極端にいうと、第一印象は覆すことが極めて難しいということです。

初頭効果については、色々な実験があります。ポーランドの心理学者ソロモン・アッシュの実験が有名ですね。印象形成の実験です。一度は聞いたことがあると思います。

AさんとBさんの性格を次の順番で説明し、どういう印象を持つか被験者に聞きます。

Aさん : 頭がいい、勤勉、素直、用心深い、頑固、嫉妬深い

Bさん : 嫉妬深い、頑固、用心深い、素直、勤勉、頭がいい

結果、ほぼ全てがAさんに好感を感じた。

印象は最初の言葉に引っ張られ、全体の印象をカバーしてしまうことを表す好例です。

自分が初対面においてどういう印象を与えたいかを考え、どういう印象を与えがちかを知っておくことは、ビジネスをスムーズに進める上でとても有効です。

正確に自分の良さを印象としてもってもらうために、自己紹介やプレゼンの冒頭で散りばめておくべき言葉を決めておくことも有効でしょう。

ちなみに、対になる心理学の考え方に、親近効果というものがあります。

あらゆる心理学の書籍やインターネットでも同様に解説されているので皆さんもご存知だと思います。

親近効果も真です。最後に提供された情報に親近感を覚えるというものですが、この親近効果が発揮されやすいのは、コンペなど複数選択肢から1つを選択する場合です。

最後のプレゼンの印象が強く残り、選択確率が上がるというものです。

僕が人と会う時に心掛けている動作や言葉、心の持ち様は、

笑顔 (口角を上げる)、謙虚な姿勢、感謝が伝わる言葉、爽やかに感じてもらえる匂い (フレグランス)、そして大切なことは、もちろんビジネスですから、相手にとって有益となる情報やサービスを分かりやすく持っていく・伝えることです。

なので、逆にいうとその準備ができるまでは無闇矢鱈に会いに行かないという姿勢でいるようにしています。

最初の印象で、あれ?違うなと思われてしまったら、恐らくその後も自社サービスを導入してもらえる可能性は低いでしょう。それくらい初頭効果はその後のコミュニケーションに影響するんです。

初頭効果に関連して、僕が重要だと考える心理学の考え方に、単純接触効果というものがあります。

言葉の通りで、接触回数によって好印象・好感度が増していくというものです。これも多くの実験結果で立証されています。営業パーソンが、用もないのに顧客さんに顔を出すというのは科学的に有用なのです。

これを初頭効果とリンクさせれば、ひとたび第一印象で好感度を得られれば、単純接触効果でガンガン印象度合いを高めていくということをやります。これは実訪問に限らず、メールや電話、あらゆる手段でコミュニケーションを強化します。

逆の場合は、無理に接触をせず、我慢して一度コミュニケーションを眠らせます。コミュニケーションをすればするほど無駄足になるからです。

これは自社の営業パーソンにもよくディレクションします。

初頭効果。自身がビジネス空間の中で、理想とする印象を想像し、五感で表現することを実践してみましょう。身なり、表情、匂い、言葉(サービスや商品)、あらゆる五感情報が第一印象の形成に大きく影響します。

人生が好転する誰でもデキル、ヤバイ習慣力 〜ライフスタイル編〜 23. カフェインの取り方と取るタイミングを考える

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会社をやっていてもどうしても事業が継続しなかった20代や失敗してサラリーマンに戻りながらも会社を起こすことを目標に過ごした30代前半。その過程で貪るように読んだ自己啓発本、なかでも日々の習慣の大切さやそれがどうやら無意識というとてつもないパワーによる影響が強かったというあたりに興味を覚え、僕なりに研究してきました。

今経営している会社も、6年が経過した程度。道半ば、小さなベンチャーにすぎないが、僕も40歳。そろそろ経験や学んだことを少しずつ若い世代や起業、会社経営を目指す人たちに伝えていくべきだと考えています。

ということで、「誰でもデキル、ヤバイ習慣力」というタイトルで少しずつ僕なりに試して、生活や仕事に良い影響をもたらしてくれているアイデアを紹介していきます。

同じような境遇にいる人、これから起業や会社経営に携わる方、もちろんそれ以外にも大きな成長や成功をつかみたいと考える全ての方たちに、あ、僕たち/私たちにもできそうだと思ってもらえたらうれしいです。だって、僕のような凡人だって仕組み化さえ作ってしまえば、習慣化の好ループに入れてしまうのですから。

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誰でもデキル、ヤバイ習慣力 ライフスタイル編

23. カフェインの取り方と取るタイミングを考える

カフェインは取り方次第で味方にもなるし敵にもなる。

日常のパフォーマンスを高めてくれることにもなるしその逆にもなる。

これはここ数年、いろいろ試してきてほぼ間違いないなと実感しています。

カフェインといえばほぼ僕の食生活で影響するのはコーヒーですが、

結論僕の場合、コーヒーは、午前中は取らず午後15時までに一杯 (多め)に飲む、にたどり着きました。もちろんブラックで飲みます。

ただし、1日一杯で済ますまでには、少し時間がかかりました。要はカフェイン中毒だったのです。それまでは1日に4−5杯飲むような生活でしたから、午後カフェインを取らないと頭痛になる日もあるくらいでした。

なんとか一杯が慣れてくると、一番の変化は、夜の睡眠です。これはイメージがそうさせてるというのも多分にありそうですが、睡眠の質が良くなりました。(気がしてる)

朝の目覚めのスッキリ感が違います。(多分。プラセーボ効果だったとしても良いんです、実際にそう感じるわけですから。)

15時までに飲むというのは、18時くらいから試していって行き着いたリミットです。人によって誤差があると思いますが、夕方飲むと寝る時にまだカフェインが残っている感覚が僕の場合はあるので、それが感じないと思えた15時にしているだけです。あまり論理的な根拠はありません。でもそんなもんで十分だと思ってます。

また、午前中飲まないのは、カフェインをいれずとも十分クリエイティブな思考状態だからです。(それには、一連の習慣がリンクしていて、早く寝て、早く起きて、朝のルーティーンをやるということがしっかり守れている時に限りますが)

科学的にも朝のカフェイン摂取は本来あまりその作用を有効的に使えない様です。朝はコルチゾールというホルモンの分泌量が自然に増えるようで、この覚醒作用のあるホルモンの血中濃度が高いとカフェインはあまり働かないのだとか。

この辺りは、僕が大いに参考にしている「時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」」にも詳しく書いてあります。そこにはこうも書いてあります、疲れたを感じた後にコーヒーを飲んでもそれはすでに遅いと。疲れた時にはすでにアデノシンという体内科学物質が脳に結合してしまっていて、カフェインを摂取しても倦怠感を拭えないのだと。なるほど、専門用語は良くわからないけど、朝は飲まずに15時までのうち、疲れる前に飲む、これが”僕の”最強のコーヒー摂取方法となるわけです。

本来、4−5杯も飲むほどコーヒーが好きで中毒気味だった僕が、1杯に制限し、飲む時間にまでこだわるようになったのは、それほどカフェインが脳にとって強烈な作用を与えるからです。

そんなこと関係ない人もたくさんいると思います、そこまで気にせずにクリエイティブな脳の状態をキープしアウトプットをバンバンできる人はそれで良いのですが、僕のような普通の人にはそれでは難しい。徹底的にこだわってみないと超一流の人たちと仕事を対等にしていけません。だからやります。

こう書いてくると、コーヒーやカフェイン含有物がいけないように見えてしまいますが、そうではありません。カフェイン摂取にはむしろ良い面がたくさんあります。

抗酸化物質が含まれているため特定のがんにかかるリスクを抑えるい言われています。また、適度な摂取により抑うつ症のリスクが低下するとも言われています。

寿命を防ぐ、認知機能低下を防ぐ、気分を高揚させる、こういったことが研究結果で報告されています。

ただし、カフェインの適度な摂取量には個人差があり、そういった意味で上記で述べてきた自身の適度な量とタイミングを測ることが、カフェインパワーを最大化させることに繋がるのです。

カフェインの取り方と取るタイミング、是非自身の最適値を探ってみてください。